2021年度 甲種 消費機器 過去問クイズ(一問一答形式) ガス主任技術者試験

2021年度ガス主任技術者試験甲種の消費機器科目に出題された過去問を、解説付きで試験と同様全9問をクイズ形式でご用意しました。

ぜひ最後までチャレンジしてみてください。

問1 ガスの性質及び燃焼に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

イ 燃焼過程において発生した熱は、放射や伝導等により周壁や受熱面に伝わって失われるため、理論火炎温度は実際の火炎温度より低い。

ロ メ夕ンと空気との混合ガスの燃焼範囲は、大気圧、室温の環境においてメタン濃度5~15%である。

ハ 不活性ガスを可燃性ガスに混入していくと、燃焼範囲は狭くなる。

ニ ガスが燃焼して発生した熱量のうち、目的以外の物質の加熱に使われたり、排気とともに大気中に逃げてしまった熱量を損失熱量という。

ホ 乾き燃焼排ガス量とは、湿り燃焼排ガス量から、燃焼により生成された水(水蒸気)及び燃焼に使われた空気中の湿分を除いたものである。

答え

答え4

イ ×

燃焼過程において発生した熱は、 放射や伝導等により周壁や受熱面に伝わって失われるため、理論火炎温度は実際の火炎温度より高い

問2 ガスの燃焼及び熱量調整に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

イ バーナーの炎口負荷は、インプッ卜に比例し、バーナーの炎口面積に反比例する。

ロ ユニバーサルバーナーは、燃焼速度の異なるガスに対応するために、炎口負荷の適正範囲が広く設計されている。

ハ 熱量調整前後においてインプットを一定にするためには、ウォッべ指数やガス圧力に応じてガス機器のノズル口径を変更する必要がある。

ニ ブンゼンバーナーでは、ウォッべ指数が低下した場合、フラッシュバックしやすくなる。

ホ 現在は、国内すべての都市ガス事業者において、一酸化炭素を含まないガスへの燃料転換が完了している。

答え

答え5

全て正しい。

問3 家庭用ガス温水器及びそれに使われる技術に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

イ 潜熱回収型温水機器の排気温度は、従来型温水機器の排気温度に比べて低い。

ロ 現在販売されている開放式小型湯沸器には、10万回を超える使用を知らせるタイムスタンプ機能が搭載されている。

ハ バーナーの低NOx化技術は、ブンゼンバーナーの空気過剰率を低くすると火炎温度が高くなり、NOx濃度が低下する現象を利用している。

ニ 給湯器の「Q機能」は、再出湯時の冷水サンドイッチ現象を防止する機能である。

ホ 2缶3水の給湯暖房用熱源機には、燃焼により加熱される2つの熱交換器のほかに、温水により加熱される熱交換器が備わっている。

答え

答え4

ハ ×

バーナーの低NOx化技術は、ブンゼンバーナーの空気過剰率を高くすると火炎温度が低くなり、 NOx濃度が低下する現象を利用している。

問4 家庭用ガス機器に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

イ オーブンでは、主に放射伝熱により調理が行われる。

ロ 「Siセンサーコンロ」の標準搭載機能は、調理油過熱防止装置、立ち消え安全装置、消し忘れ消火機能、早切れ防止機能である。

ハ ファンヒーターのメインバーナーには、主に全一次空気燃焼式が用いられている。

ニ 気密性が高い部屋でFF暖房機を長時間使用しても、酸欠による事故は起きにくい。

ホ 回転ドラム式衣類乾燥機は、空気で希釈された燃焼排ガスにより、ドラムの中の洗濯物を直接乾燥させるものである。

答え

答え3

イ ×

オーブンでは、主に対流伝熱により調理が行われる。

ハ ×

ファンヒーターのメインバーナーには、主にブンゼン式が用いられている。

問5 コージェネレーションシステム及びガス冷暖房機器に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

イ ガス夕ービン式のコージェネレーションシステムは、電気出力に比べて熱出力の割合が大きく、蒸気を多量に必要とする産業用や地域冷暖房ヘの導入が多い。

ロ コージェネレーション設備では、電気主任技術者の専任や保安規程の届け出が必要であり、点検を委託することはできない。

ハ 固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、電解質に高分子(陽イオン交換膜)を使用し、作動温度が約600~1000℃と高いため触媒が不要である。

ニ 吸収冷凍機の再生器では、冷媒を吸収して濃度が薄くなった吸収溶液を加熱して冷媒を蒸発させている。

ホ 吸収冷温水器には、加熱源としてガスの燃焼熱に加え、コージェネレーションシステムからの廃熱を利用したものがある。

答え

答え3

ロ ×

コージェネレーション設備では、発電設備が10kW以下等条件を満たせば、電気主任技術者の専任や保安規程の届け出が必要でなくなり、点検を委託することができる

ハ ×

固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、電解質にセラミックスを使用し、作動温度が約600~1000℃と高いため触媒が不要である。固体高分子形燃料電池(PEFC)は、電解質に高分子(陽イオン交換膜)を使用する。

問6 排気フードI型の下で燃料消費量が5kWのガスこんろを使用するとき、部屋の必要換気量(m^3/h)として最も近い値はどれか。ただし、燃料の単位発熱量あたりの理論排ガス量は0.93m^3/kWhとする。

⑴5 ⑵45 ⑶90 ⑷140 ⑸190

答え

答え4

排気フードI型は、理論排ガスに対する換気量は30倍なので

30×0.93m^3/kWh×5kW

=139.5 m^3/h

問7 ガス機器の給排気方式に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

イ 自然排気式機器及び自然給排気式機器では、高温度で膨張している燃焼排ガスに働く浮力を利用して排気が行われる。

ロ 自然排気式機器のバフラーには、排気に必要なドラフトを生じさせる役割がある。

ハ 自然排気式機器及び強制排気式機器の排気筒卜ップは、風圧帯内に設置することができる。

ニ 共用給排気ダクトに機器を設置する場合には、低酸素濃度下での燃焼検査に合格した半密閉式機器を用いる。

ホ 強制給排気式機器は、給排気筒を延長できるため、機器本体は外壁に面して設置する必要がない。

答え

答え2

ロ ×

自然排気式機器のバフラーは、逆風止めの役割である。

ハ ×

強制排気式機器の排気筒卜ップは、風圧帯内に設置することができるが、自然排気式機器の排気筒卜ップは、風圧帯内に設置することができない

ニ ×

共用給排気ダクトに機器を設置する場合には、低酸素濃度下での燃焼検査に合格した密閉式機器を用いる。

問8 ガス機器の安全装置及び制御装置に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

イ 給湯器の空だき防止装置は、水量センサーで給湯器の最高作動水量を検知して、ガス電磁弁を開閉するものである。

ロ 開放式小型湯沸器の不完全燃焼防止装置は、酸欠状態になるとバーナーの炎が短くなる現象を利用している。

ハ 消し忘れ防止装置は、長時間使用による事故を未然に防止する効果があり、開放式小型湯沸器やこんろに搭載されているが、ファンヒーターには搭載されていない。

ニ 温度制御に用いられるサーミスターは、温度変化に対して抵抗値が正の特性を持つ。

ホ 水量制御装置には、機械的に水量を制御するものと、電気的に水量を制御するものとがある。

答え

答え1

イ ×

給湯器の空だき防止装置は、水量センサーで給湯器の最低作動水量を検知して、ガス電磁弁を開閉するものである。

ロ ×

開放式小型湯沸器の不完全燃焼防止装置は、酸欠状態になるとバーナーの炎が長くなる現象を利用している。

ハ ×

消し忘れ防止装置は、長時間使用による事故を未然に防止する効果があり、開放式小型湯沸器やこんろ、ファンヒーターに搭載されている。

ニ ×

温度制御に用いられるサーミスターは、温度変化に対して抵抗値が負の特性を持つ。

問9 接続具及び警報器に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

イ ガスコードでは、一般にガス機器側のソケッ卜が自在になっている。

ロ ガスソフトコードは、ガスコンセン卜に接続して用いられる。

ハ 金属可とう管には、屋内用のものと、屋内及び屋外兼用のものとがある。

ニ ガス警報器は、メタン濃度が爆発下限界の1/2に相当する2.5%程度で鳴り始めるよう調整されている。

ホ 業務用換気警報器は、血中一酸化炭素へモグロビン濃度の推定演算を行い、その値が設定値に達したときに警報を発する。

答え

答え2

イ ×

ガスコードでは、一般にガス栓側のソケッ卜が自在になっている。

ロ ×

ガスコードは、ガスコンセン卜に接続して用いられる。ガスソフトコードは、ホースエンド型のガス栓に接続して用いられる。

ニ ×

ガス警報器は、メタン濃度が爆発下限界の1/25~1/10に相当する0.2~0.5%程度で鳴り始めるよう調整されている。

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