腐食と防食

建物に引き込まれた配管は、ミクロセル腐食の原因となるコンクリートに接触する機会が多いため、一般に埋設配管部近くの架空配管部に絶縁継手を設置する。

• ○
• ×

ミクロセル腐食とは、金属表面においてアノードとカソードの部位が刻々と変化するタイプの腐食で、全面腐食となる。

• ○
• ×

鋳鉄管と鋼管が電気的に接続されている場合、異種金属接触によるマクロセル腐食のため、鋳鉄管がアノードとなって腐食する。

• ○
• ×

電解質中の鉄とマグネシウムを接続すると、自然電位がプラス側の鉄がカソードとなり、マグネシウムがアノードとなる。

• ○
• ×

導管の防食方法には、塗覆装による措置、電気防食による措置、絶縁による措置等がある。

• ○
• ×

防食設備の点検は、雨季等の土壌の湿潤期や電気鉄道の運行時等、防食状況の悪い時期や時間帯を選んで行うことが望ましい。

• ○
• ×

鋳鉄管と鋼管が電気的に接続されている場合、鋳鉄管がアノードとなり腐食する傾向がある。

• ○
• ×

管対地電位とは、土壌、コンクリート等の電解質に設置した照合電極に対する導管の電位である。

• ○
• ×

導管における設計上の防食電位は、安全を考慮して、管対地電位を-850mV(飽和硫酸銅電極基準)程度とすることが望ましい。

• ○
• ×

管対地電位の測定では、照合電極は通常、飽和硫酸銅電極が用いられ、散水で土壌等との接地抵抗を下げて設置する。

• ○
• ×

選択排流法、強制排流法のいずれの方式も、他の金属構造物への干渉及び過防食を考慮する必要がある。

• ○
• ×

流電陽極法とは、導管よりも自然電位がプラス側の金属を接続することで、導管へ防食電流を流入させ腐食を防止 する方法である。

• ○
• ×

外部電源法は、導管の塗装の抵抗が低い場合や防食区間が長い場合に適している。

• ○
• ×