甲種 供給 確認テスト

甲種 供給 確認テスト

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1. A点からB点に低圧のガス100m^3/hを供給する導管AB (口径10cm、延長100m)がある。このとき、A点の圧力2.3kPa、B点の圧力2.2kPaであった。

今、図2のようにB点に150m^3/hを供給し、かつB点からC点に導管(口径5cm、延長50m)を延伸しガス50m^3/hを供給することになった。A点の圧力2.3kPaのとき、C点の圧力(kPa)として最も近い値はどれか。なお、高低差は考慮しないものとする。

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2. 整圧器に関する次の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。

イ 動特性は、専用整圧器等の負荷変動が小さいところに使用される整圧器にとって重要な特性で、流量の変化に対する応答の敏速性と安定性の両方が要求される。

ロ 流量特性とは、定常状態における流量と二次圧力の関係をいう。

ハ 個別に作動できる整圧器を2基並列に設置したときは、バイパス管を必ず取り付けなくてはならない。

二 大規模地区整圧器として使用する場合、オフセットの大きい整圧器を使用すると導管投資が大きくなるので、できるだけオフセットの小さいものを選定する。

ホ 高圧整圧器に付属するラインヒーターには、温水槽加熱方式や温水循環加熱方式がある。

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3. ガスメーターに関する次の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。

イ マイコンメーターはメーターに流れるガスの流量を監視し、あらかじめ設定した条件よって異常と判定した場合、自動的にガスを遮断する機能を備えている。

ロ 使用最大流量が16m^3/hのガスメーターの検定有効期間は、検定を受けた翌月1日から起算して7年である。

ハ ガスメーターが計量法の規定による検定を受ける際の検定公差は、流量によらず±1.5%である。

二 ガスメーターとしての必要条件の一つに、小型で容量が大きいことがある。

ホ ガスメーターの種類のうち超音波式は、流量を推測計量するものである。

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4. 口径400mmの鋼管を用い、長さ50mで両端固定された架管を冬期(管体温度は-10°C)に設置することになった。夏期に架管全体の温度が40°Cになるときに生じる応力を、架管途中に設けた伸縮継手で対処する場合、設計変位量(mm)として最も近い値はどれか。ただし、導管の線張係数は1.2×10^-5(1/°C)、内圧は0.3(MPa)、ヤング率は2.1×10^5(N/mm^2)とする。

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5. 腐食と防食に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

イ マクロセル腐食とは、金属表面においてアノードとカソードの部位が刻々と変化するタイプの腐食で、全面腐食となる。

ロ 防食設備の点検は、雨期等の土壌の湿潤期や電気鉄道の運行時等、防食状況の悪い時期や時間帯を選んで行うことが望ましい。

ハ 電解質中の鉄とマグネシウムを接続すると、自然電位がプラス側の鉄がカソードとなり、マグネシウムがアノードとなる。

ニ 管対地電位の測定では、照合電極は通常、飽和硫酸銅電極が用いられ、散水で土壌等との接地抵抗を上げて設置する。

ホ 建物に引き込まれた配管は、ミクロセル腐食の原因となるコンクリートに接触する機会が多いため、一般に埋設配管部近くの架空配管部に絶縁継手を設置する。

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6. 導管の工事に関する次の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。

イ 工事計画箇所に他埋設物がある場合、道路使用を許可した所轄警察署へ施工通知を行い、保安措置等について協議を行う。

ロ 一定規模以上の掘削工事で発生するアスファルト・コンクリート等については、事前届出及び再資源化義務が課せられる。

ハ 重力排水法とは、数メートル間隔で多数の揚水管を打ち込んで集水管を通して真空ポンプで揚水し、地下水位を下げる工法である。

ニ 最高使用圧力が中圧以上のすべての導管は、耐圧試験を行い合格しなければならない。

ホ ガス検知器により気密試験を行う場合、ガス濃度が0.5%以下で作動するガス検知器を使用し、ガス検知器が作動しないことにより判定する。

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7. 溶接と非破壊試験に関する次の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。

イ 電極を消耗させ溶接するマグ溶接とミグ溶接はアーク溶接の一種であり、非消耗のタングステン電極を用いるティグ溶接は電気抵抗溶接の一種である。

ロ 被覆アーク溶接棒の心線は、炭素が低く有害な不純物が少ない鋼が用いられ、大気中に放置すると水分を吸収し、ブローホール等の欠陥の原因となる。

ハ 溶接施工法は、溶接事業所かつ溶接士ごとに確認を受けなければならない。

ニ 開先不良は、溶込み不良や割れ等の原因となる。

ホ 放射線透過試験において、試験体の内部にきずがある場合、放射線フィルムで露光するときずのある部分は健全部より濃度が薄くなる。

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8. ガス導管の維持管理に関する次の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。

イ スプレーシール工法は、ガス栓等からシール剤を噴射することで管内面に膜を形成し、腐食漏えい箇所を修理する工法である。

ロ 半導体式ガス検知器は、半導体の電導度が雰囲気ガスの吸着によって変化することを利用したものであり、濃度が低くなるとともに感度も鈍くなる。

ハ 支管供給管一括抽水装置は、初期抽水は強力なバキューム圧を発生するエジェクターを使用し、後期抽水はピグを使用し管内の水たまりを移動させ、完全に排水させる。

ニ パイプロケーターは、誘導法の方が直接法より精度的に優れている。

ホ 地中探査レーダーは、地中に向けて超音波を入射し、埋設管に反射された超音波を捉えることにより、埋設位置を探査する。

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9. 地震対策に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

イ 高圧導管の液状化に対する耐震性は、液状化により地盤及び管体に生ずる変位を算出し、導管の終局限界状態に対応する設計地盤変位と比較して評価する。

ロ 第1次緊急停止判断の基準値は、供給継続地区の想定被害数が緊急時対応能力の範囲内に収まるように、あらかじめ設定する。

ハ 供給継続地区の需要家からのガス漏えい通報に対しては、供給停止地区に優先して迅速かつ適切に対応し、ガスによる二次災害の防止に必要な措置を講ずる。

二 地震対策は基本的に、設備対策、緊急対策、復旧対策の三つで構成されている。このうち緊急対策は、安全かつ可能な限り速やかにガスの供給を再開することが基本である。

ホ ガス防災支援システム(G-React)は、大規模地震発生時の早期復旧のため、国、ガス事業者が被害情報、復旧活動に必要な情報の共有を図るシステムである。

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