熱量調整・燃焼性

1.


導管中でガス温度が露点域になると、LPG等の液化によるガス発熱量の増加、導管の閉そく等が発生するため、露点の管理が重要である。

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導管中でガス温度が露点域になると、LPG等の液化によるガス発熱量の低下、導管の閉そく等が発生するため、露点の管理が重要である。

2.


ガスクロマトグラフは、気体試料の各成分の固定相に対する溶解性、吸着性が強いほど移動速度が速くなる性質を利用したものである。

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ガスクロマトグラフは、気体試料の各成分の固定相に対する溶解性、吸着性が強いほど移動速度が遅くなる性質を利用したものである。

3.


ガスクロマトグラフの水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物のほとんどを高感度に検出する。

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4.


ガス事業法では、天然ガスとプロパンを混合したガスや、プロパンに空気を混入したガスは、特殊成分検査を免除されている。

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5.


特殊成分の分析方法であるイオンクロマトグラフ法は、全硫黄及びアンモニアの分析に使用できない。

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特殊成分の分析方法であるイオンクロマトグラフ法は、全硫黄及びアンモニアの分析に使用できる。

6.


燃焼速度は、ガスの組成、空気比等の条件により変化する値であり、どのガスでも組成に応じてある空気比のときに最大となる。この値を最大燃焼速度(MCP)という。

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7.


ウォッベ指数(WI)は次式で表される。
WI = H/√s
ここでHはガスの総発熱量(MJ/m^3)、sはガスの密度(kg/m^3)である。

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ウォッベ指数(WI)は次式で表される。
WI = H/√s
ここでHはガスの総発熱量(MJ/m^3)、sはガスの比重(空気=1)である。

8.


天然ガス(発熱量:43MJ/m^3)をLPG(発熱量:100MJ/m^3)で増熱して45MJ/m^3の13Aガスを50000m^3製造する場合の天然ガスの必要量X(m^3)は、次式を解くことによって求められる。
43 × X + 100 × (50000 – X) = 45 × 50000

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9.


LPGを用いて増熱し熱量を調整する場合、LPGの燃焼速度は比較的速いため、WI-MCP図で、混合ガスの燃焼性の範囲を確認する。

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LPGを用いて増熱し熱量を調整する場合、LPGの燃焼速度は比較的遅いため、WI-MCP図で、混合ガスの燃焼性の範囲を確認する。

10.


液-ガス熱量調整方式により天然ガス(NG)をLPGで熱量調整する場合、NGの温度により運転範囲の制限を受ける場合があり、LPGの混合量を制限するか、NGの予熱が必要になる。

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