基礎理論【乙種】温度効率、応力 全3問

温度効率

1.


熱交換器において高温流体は、入口温度が220°C、出口温度が70°Cであった。低温流体の入口温度が20℃の時、高温流体の温度効率(%)として最も近い値はどれか。

  • ⑴55
  • ⑵60
  • ⑶65
  • ⑷70
  • ⑸75

正解!正解!

不正解!不正解!

⑸75

温度効率
=(高温入側温度-高温出側温度) / (高温入側温度-低温入側温度)
=(220-70)/(220-20)
=0.75
=75%

2.


熱交機器において、高温流体の入口温度は150°C、出口温度は45°Cであった。また、低温流体の入口温度は30°C、出口温度は120°Cであった。このときの高温流体の温度効率(%)として、最も近い値はどれか。

  • ⑴58
  • ⑵70
  • ⑶80
  • ⑷88
  • ⑸94

正解!正解!

不正解!不正解!

⑷88

高温流体の温度効率 = (高温流体の入口温度-高温流体の出口温度) / (高温流体の入口温度-低温流体の入口温度)
高温流体の温度効率 = (150-45) / (150-30)
≒0.88

応力

3.


延性材料からなる円柱状の試験片に対し常温で引張試験を行った。降伏点での引張力が40000N、引張応力が200MPaであったとき、試験片の原断面積(m^2)として、最も近い値はどれか。

  • ⑴2×10^-5
  • ⑵2×10^-4
  • ⑶4×10^-4
  • ⑷8×10^-4
  • ⑸2×10^-3

正解!正解!

不正解!不正解!

⑵2×10^-4

原断面積 = 引張力/引張応力
1N/mm^2=1MPaより
1N/m^2=1MPa×10^6
原断面積=40000/200×10^6
=2×10^-4