問12 「ガス事業者の掘削により周囲が露出することとなった導管の防護」に関する次の行為のうち、技術基準に適合していないものはいくつあるか。ただし、露出している部分は、ガスの供給の用に供されているものとする。
イ 露出している部分に直管以外の管の接合部があったが、フランジ接合であったので、抜け出しを防止する適切な措置を講じなかった。
ロ 露出している部分に曲り角度45度の曲管部があったが、すべての接合部が溶接によって接合されていたので、導管を固定する措置を講じなかった。
ハ 露出している部分の長さが6mの鋳鉄管であったが、堅固な地中に両端が支持されていたので、防護の措置を講じなかった。
ニ 露出している部分の長さが150mであったが、連続して特定接合によって接合されている導管の長さが100mであったので、当該部分について温度の変化による導管の伸縮を吸収する措置を講じなかった。
ホ 露出している部分の長さが150mであったが、内径が150mm、最高使用圧力が低圧の導管であったので、危急の場合に当該部分に流入するガスを速やかに遮断することができる適切な措置を講じなかった。
残念!
ハ ×
露出部分が規定の長さが2.5~6.0mを超える場合。(規定の長さは導管材料の種類・接合方法・両端の支持状況により異なる)
ニ ×
全て特定接合で接合されていれば、当該部分について温度の変化による導管の伸縮を吸収する措置を講じなくて良い。
ホ ×
露出部分が100m以上で、ガス供給の用に供している導管には、危急の場合にガスの流入をすみやかに遮断できる措置を講ずること。ただし内径100mm未満の低圧導管は不要。
正解!
ハ ×
露出部分が規定の長さが2.5~6.0mを超える場合。(規定の長さは導管材料の種類・接合方法・両端の支持状況により異なる)
ニ ×
全て特定接合で接合されていれば、当該部分について温度の変化による導管の伸縮を吸収する措置を講じなくて良い。
ホ ×
露出部分が100m以上で、ガス供給の用に供している導管には、危急の場合にガスの流入をすみやかに遮断できる措置を講ずること。ただし内径100mm未満の低圧導管は不要。