基礎理論(文章問題) 乙種 過去問Webクイズ② 一問一答形式 ガス主任技術者試験

ガス主任技術者試験乙種の基礎理論科目で過去に出題された問題の中で、計算を用いない問題を9問抜粋し、Web上で解答できる無料クイズサイトを作成しました。

最後の「復習(理解力テスト)」では、1~9問と同じ内容の問題を掲載しております。解答後に正答率が表示されますので、復習に活用してください。

問1 理想気体に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 一定質量の気体の体積は圧力に比例し、絶対温度に反比例する。

⑵ 一定圧力で、一定質量の気体の温度を上げると、気体の体積は増加する。

⑶ 一定温度で、一定質量の気体を膨張させると、気体の圧力は減少する。

⑷ 気体の種類が違っても、同じ温度、同じ圧力のとき、同じ体積の中には同数の分子が存在する。

⑸ 気体の状態方程式に含まれる気体定数R(J/(mol•K))は、気体の種類によらず一定の値となる。

答え

答え1

一定質量の気体の体積は圧力に反比例し、絶対温度に比例する。

問2 蒸気圧降下に関する次の記述について、次の「 」の中の(イ)~(ホ)にあてはまる語句の組合せとして適切なものはどれか。

液体に不揮発物質を溶解すると、純溶媒に比べて蒸気圧が低下する。希薄溶液の蒸気圧降下「イ」の「ロ」に比例することが発見され、これを「ハ」の法則という。

⑴ (イ)溶質 (ロ)モル分率 (ハ)ヘンリー

⑵ (イ)溶媒 (ロ)モル数 (ハ)ヘンリー

⑶ (イ)溶質 (ロ)モル分率 (ハ)ラウール

⑷ (イ)溶媒 (ロ)モル数 (ハ)ラウール

⑸ (イ)溶質 (ロ)モル数 (ハ)ドルトン

答え

答え3

(イ)溶質 (ロ)モル分率 (ハ)ラウール

問3 熱力学に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 熱力学で取り扱う系には、孤立系、閉鎖系、開放系がある。

⑵ 熱力学第一法則では、熱と仕事は等価である。

⑶ 熱力学第二法則では、仕事は熱に、熱は仕事に完全に変えることができる。

⑷ エントロピーはその状態のみによって決まり、どのような経路でその状態に到達したかには無関係である。

⑸ エクセルギーとは、系が外界と平衡状態に達するまでに取り出すことのできる仕事の最大値である。

答え

答え3

熱力学第二法則では、仕事は熱に、熱は仕事に完全に変えることができない。

問4 電池に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 燃料電池の濃度分極とは、電極と電解質との界面付近への燃料等の供給不足による電圧低下のことである。

⑵ 燃料電池の内部抵抗に起因する電圧低下は、電流に反比例する。

⑶ 直流電力の放置のみができ、充電ができないを電池を一次電池という。

⑷ 一次電池には、マンガン乾電池、アルカリ乾電池、ニッケル乾電池などがある。

⑸ 充電を行うことにより繰り返し使用することができる電池を二次電池という。

答え

答え2

燃料電池の内部抵抗に起因する電圧低下は、電流に比例する。

問5 熱交換器に関する次の記述について、次の「 」の中の(イ)~(ニ)にあてはまる語句の組合せとして適切なものはどれか。

流動方式で分類すると「イ」、「ロ」、「ハ」に分類される。「ロ」は一般に「ニ」が高く、「ハ」は流体通路の配置の便宜上広く用いられる。

⑴ (イ)並流形 (ロ)向流形 (ハ)直交流形(ニ)熱効率

⑵ (イ)向流形 (ロ)直交流形 (ハ)並流形 (ニ)温度効率

⑶ (イ)向流形 (ロ)並流形 (ハ)直交流形 (ニ)温度効率

⑷ (イ)並流形 (ロ)直交流形 (ハ)向流形 (ニ)熱効率

⑸ (イ)並流形 (ロ)向流形 (ハ)直交流形 (ニ)温度効率

答え

答え5

(イ)並流形 (ロ)向流形 (ハ)直交流形 (ニ)温度効率

問6 高分子材料の劣化に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 熱酸化劣化は、高温度で長時間使用すると起こりやすい。

⑵ 光劣化は、照射時間が長いほど、温度や湿度が低いほど、促進される。

⑶ 環境応力割れは、応力と環境要因(化学物質)の相互作用で発生する。

⑷ 熱酸化劣化や光劣化が発生すると、色相が変わり、表面に微細なき裂が発生する。

⑸ 高分子材料が紫外線を吸収すると分解することがある。

答え

答え2

光劣化は、照射時間が長いほど、温度や湿度が高いほど、促進される。

問7 金属材料に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 炭素鋼は一般に、炭素量が増加すると引張強さが増し、伸びは減少する。

⑵ 炭素鋼は一般に、450°C以上では強度が著しく低下する。

⑶ 高温下で長時間一定応力を加えると、時間と共にひずみが増加する現象をクリープという。

⑷ 低温になると急激にじん性が低下する現象を低温ぜい性という。

⑸ 溶接部近傍に生じる遅れ割れは、組織が柔らかいほど、水素量が多いほど発生しやすい。

答え

答え5

溶接部近傍に生じる遅れ割れは、組織が硬いほど、水素量が多いほど発生しやすい。

問8 金属材料の破壊に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 繰り返し応力による破壊現象を疲労破壊という。

⑵ 応力腐食割れは、内部に引張応力が存在する場合に起こりえるが、圧縮応力の場合には発生しない。

⑶ クリープ現象は、応力が大きいほど、また温度が低いほど、顕著に現れる。

⑷ 金属がある温度以下で急にもろくなる性質のことを低温ぜい性という。

⑸ 溶接部近傍に生じる割れのうち、溶接後、長期間経過してから生じるものを遅れ割れという。

答え

答え3

クリープ現象は、応力が大きいほど、また温度が高いほど、顕著に現れる。

問9 直円管内の発達した流れに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 非圧縮性、非粘性流体の定常流では、運動エネルギー、位置エネルギー、圧カエネルギーの和は、流線上で一定である。

⑵ レイノルズ数は、流体の密度、速度および粘度に比例する。

⑶ 層流から流速を上げていくと乱流へ選移する。

⑷ 管内の圧力損失は、層流の場合、平均流速に比例する。

⑸ 円管の内径が急に拡大する場合、拡大部付近で渦が発生し圧力損失が生じる。

答え

答え2

レイノルズ数は、流体の密度、速度および粘度に反比例する。

Re=ρ•u•d/μ

基礎理論 乙種 文章問題4

問10~12

理想気体に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 一定質量の気体の体積は圧力に比例し、絶対温度に反比例する。

⑵ 一定圧力で、一定質量の気体の温度を上げると、気体の体積は増加する。

⑶ 一定温度で、一定質量の気体を膨張させると、気体の圧力は減少する。

⑷ 気体の種類が違っても、同じ温度、同じ圧力のとき、同じ体積の中には同数の分子が存在する。

⑸ 気体の状態方程式に含まれる気体定数R(J/(mol•K))は、気体の種類によらず一定の値となる。

蒸気圧降下に関する次の記述について、次の「 」の中の(イ)~(ホ)にあてはまる語句の組合せとして適切なものはどれか。

液体に不揮発物質を溶解すると、純溶媒に比べて蒸気圧が低下する。希薄溶液の蒸気圧降下「イ」の「ロ」に比例することが発見され、これを「ハ」の法則という。

熱力学に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 熱力学で取り扱う系には、孤立系、閉鎖系、開放系がある。

⑵ 熱力学第一法則では、熱と仕事は等価である。

⑶ 熱力学第二法則では、仕事は熱に、熱は仕事に完全に変えることができる。

⑷ エントロピーはその状態のみによって決まり、どのような経路でその状態に到達したかには無関係である。

⑸ エクセルギーとは、系が外界と平衡状態に達するまでに取り出すことのできる仕事の最大値である。

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基礎理論 乙種 文章問題5

問13~15

電池に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 燃料電池の濃度分極とは、電極と電解質との界面付近への燃料等の供給不足による電圧低下のことである。

⑵ 燃料電池の内部抵抗に起因する電圧低下は、電流に反比例する。

⑶ 直流電力の放置のみができ、充電ができないを電池を一次電池という。
⑷ 一次電池には、マンガン乾電池、アルカリ乾電池、ニッケル乾電池などがある。

⑸ 充電を行うことにより繰り返し使用することができる電池を二次電池という。

熱交換器に関する次の記述について、次の「 」の中の(イ)~(ニ)にあてはまる語句の組合せとして適切なものはどれか。

流動方式で分類すると「イ」、「ロ」、「ハ」に分類される。「ロ」は一般に「ニ」が高く、「ハ」は流体通路の配置の便宜上広く用いられる。

高分子材料の劣化に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 熱酸化劣化は、高温度で長時間使用すると起こりやすい。

⑵ 光劣化は、照射時間が長いほど、温度や湿度が低いほど、促進される。

⑶ 環境応力割れは、応力と環境要因(化学物質)の相互作用で発生する。

⑷ 熱酸化劣化や光劣化が発生すると、色相が変わり、表面に微細なき裂が発生する。

⑸ 高分子材料が紫外線を吸収すると分解することがある。

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基礎理論 乙種 文章問題6

問16~18

金属材料に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 炭素鋼は一般に、炭素量が増加すると引張強さが増し、伸びは減少する。

⑵ 炭素鋼は一般に、450°C以上では強度が著しく低下する。

⑶ 高温下で長時間一定応力を加えると、時間と共にひずみが増加する現象をクリープという。

⑷ 低温になると急激にじん性が低下する現象を低温ぜい性という。

⑸ 溶接部近傍に生じる遅れ割れは、組織が柔らかいほど、水素量が多いほど発生しやすい。

金属材料の破壊に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 繰り返し応力による破壊現象を疲労破壊という。

⑵ 応力腐食割れは、内部に引張応力が存在する場合に起こりえるが、圧縮応力の場合には発生しない。

⑶ クリープ現象は、応力が大きいほど、また温度が低いほど、顕著に現れる。

⑷ 金属がある温度以下で急にもろくなる性質のことを低温ぜい性という。

⑸ 溶接部近傍に生じる割れのうち、溶接後、長期間経過してから生じるものを遅れ割れという。

直円管内の発達した流れに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 非圧縮性、非粘性流体の定常流では、運動エネルギー、位置エネルギー、圧カエネルギーの和は、流線上で一定である。

⑵ レイノルズ数は、流体の密度、速度および粘度に比例する。

⑶ 層流から流速を上げていくと乱流へ選移する。

⑷ 管内の圧力損失は、層流の場合、平均流速に比例する。

⑸ 円管の内径が急に拡大する場合、拡大部付近で渦が発生し圧力損失が生じる。

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