基礎理論【甲種】気体の状態方程式、 混合気体の性質 全8問

気体の状態方程式

1.


一酸化炭素50vol%、水素50vol%の混合ガスの密度は空気の密度の何倍か。最も近い値は、次の(1)~(5)のどれか。ただし、空気の組成は、酸素20vol%、窒素80vol%として計算せよ。

  • ⑴0.5
  • ⑵0.75
  • ⑶1.0
  • ⑷1.5
  • ⑸2.0

正解!正解!

不正解!不正解!

⑴0.5

一酸化炭素50vol%、水素50vol%の混合ガスの質量は、
CO:1mol=28g
28×0.5=14g…①
H2:1mol=2g
2×0.5=1g…②
①と②より14+1=15g…③
酸素20vol%、窒素80vol%の空気の質量は、
O2:1mol=32g
32×0.2=6.4g…④
N2:1mol=28g
28g×0.8=22.4…⑤
④と⑤より6.4+22.4=28.8g…⑥
③と⑥より15/28.8=0.52
≒0.5

2.


温度27°C、圧力600kPaのメタン16.6m^3の質量(kg)として最も近い値はどれか。ただし、メタンは理想気体とし、気体定数R =8.3J/(mol・K)とする。

  • ⑴2
  • ⑵4
  • ⑶16
  • ⑷32
  • ⑸64

正解!正解!

不正解!不正解!

⑸64

気体の状態方程式 PV=nRT
16.6×600=n×8.3×300
n=4 (kmol)
メタンCH4の分子量は16なので、
16×4=64kg

3.


プロパン22kgを温度300K、圧力300kPaとしたときの体積(m^3)として最も近い値はどれか。ただし、気体は理想気体とし、気体定数R =8.3J/(mol・K)とする。

  • ⑴0.6
  • ⑵1.2
  • ⑶2.2
  • ⑷3.2
  • ⑸4.2

正解!正解!

不正解!不正解!

⑸4.2


プロパンC3H8の分子量は44なので
22kgは0.5kmol
理想気体の状態方程式
PV=nRT
より
300×V=0/5×8.3×300
V=4.15(m^3)
≒4.2

 混合気体の性質

4.


容積30m^3の容器に、27°Cで酸素7kgと窒素28kgが入っている。この容器内の窒素の分圧(kPa)として最も近い値は、次の⑴~⑸のどれか。

  • ⑴17
  • ⑵42
  • ⑶66
  • ⑷83
  • ⑸100

正解!正解!

不正解!不正解!

⑷83

混合気体の状態方程式を用いる
(Pa+Pb)•V=(na+nb)•R・T
P•(N2)=n•R•T/V
N2:28kg=1kmolなのでn=1
P(N2)=1×8.3×(273+27)/30
P(N2)=83 (kPa)

5.


容積20m^3の容器に、温度27℃で、窒素と水素が総量で40kg入っている。 この混合気体において圧力が0.3MPaであるとき、体積基準での水素の割合(%)として、最も近い値はどれか。ただし、気体は理想気体とし、気体定数は8.3J/(m•K)とする。

  • ⑴22
  • ⑵28
  • ⑶33
  • ⑷38
  • ⑸44

正解!正解!

不正解!不正解!

⑸44

混合気体の状態方程式より、PV=(n1+n2)RT
0.3×10^6×20=(n1+n2)×(8.3×(27+273))
(n1+n2)=2.4 kmol
総量で40kgなので、n1を水素、n2を窒素とすると
40=n1×2+(2.4-n1)×28
n1=1.05 kmol
水素の割合は、
1.05/24
=43.75%
≒44%

6.


質量基準で、メタン:酸素=2:1の混合ガスをある容器に充てんしたところ、全圧が200kPaであった。このとき、メタンの分圧(kPa)として最も近い値はどれか。

  • ⑴40
  • ⑵70
  • ⑶100
  • ⑷130
  • ⑸160

正解!正解!

不正解!不正解!

⑸160

メタンCH4:1mol=16g
酸素O2:1mol=32g
原子量で比較すると同じ容量にメタンは酸素の2倍入る
さらにメタン:酸素=2:1の比率なので4:1になる
200×4/5=160 (kPa)

7.


容積22.4m^3の容器に、温度300Kで窒素0.88kmolと二酸化炭素1.36kmolを入れた場合、混合気体の全圧(kPa)として最も近い値はどれか。ただし、気体は理想気体とし、気体定数R=8.3J/(mol•K)とする。

  • ⑴150
  • ⑵200
  • ⑶250
  • ⑷300
  • ⑸350

正解!正解!

不正解!不正解!

⑶250

理想気体の状態方程式
P=nRT/V
より
N2の分圧
P=0.88×8.3×300/22.4
P=97.8kPa
CO2の分圧
P=1.36×8.3×300/22.4
P=151.2kPa
N2の分圧+CO2の分圧
97.8+151.2
=249(kPa)
≒250

8.


メタン20kgとエタン15kgの混合ガスの容内における全圧が200kPaのとき、メタンの分圧(kPa)として、最も近い値はどれか。ただし、この混合ガスは理想気体とする。

  • ⑴50
  • ⑵100
  • ⑶140
  • ⑷180
  • ⑸190

正解!正解!

不正解!不正解!

⑶140

メタンCH4:16(kg/kmol)
20kg / 16(kg/kmol)=1.25(kmol)

エタンC2H6:30(kg/kmol)
15kg / 30(kg/kmol)=0.5(kmol)

メタンの分圧(kPa)=200 kPa×1.25 kmol / (1.25 kmol+0.5 kmol)
≒140(kPa)