過去に出題された問題の中から9問抜粋し一問一答形式のクイズをご用意しました。
ぜひ最後までチャレンジしてみてください。
最後の「復習(理解力テスト)」では、1~9問と同じ内容の問題を掲載しております。解答後に正答率が表示されますので、どのくらい覚えられたか復習してみてください。
問1 ガス供給方式に関する次の記述について、「 」の中の(イ)~(ニ)にあてはまる語句の組合せとして正しいものは(1)~(5)のどれか。
「イ」方式は、特定製造所内から需要家の使用圧力で直接供給する方式であり、「ロ」方式は、「イ」方式より高い圧力で送出し、地点群内の整圧器により減圧して需要家に供給する。「ハ」方式は、各需要家先まで圧力の高いガスを供給し、需要家個々に減圧する供給方式であり、「イ」方式に比べ、「ニ」口径の導管となる。
⑴(イ)ハウスガバナー (ロ)二段減圧供給 (ハ)低圧供給 (ニ)小
⑵(イ)低圧供給 (ロ)二段減圧供給 (ハ)ハウスガバナー (ニ)大
⑶(イ)二段減圧供給 (ロ)ハウスガバナー (ハ)低圧供給 (ニ)小
⑷(イ)ハウスガバナー (ロ)低圧供給 (ハ)二段減圧供給 (ニ)大
⑸(イ)低圧供給 (ロ)二段減圧供給 (ハ)ハウスガバナー (ニ)小
答え5
問2 導管の区分に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
⑴ 一般的に道路に平行に敷設するものを本支管という。
⑵ 本支管から分岐し、使用者が占有又は所有する土地と道路との境界線までのものを供給管という。
⑶ 使用者が占有又は所有する土地と道路との境界線からガス栓の入側までのものを内管という。
⑷ 使用者が占有又は所有する土地と道路との境界線からメーターガス栓までのものを灯内内管という。
⑸ 導管とは、特定製造所の最終バルブの出側から各需要家のガス栓の入側までをいう。
答え4
使用者が占有又は所有する土地と道路との境界線からメーターガス栓までのものを灯外内管という。
問3 LPガス用の整圧器等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
⑴ 整圧器は、一次側圧力の変動があっても、二次側圧力を所定の圧力に保持できるものでなければならない。
⑵ 最大ガス需要量の1.3倍以上の能力を有する整圧器を選定した。
⑶ 分解点検等で整圧を停止することがあるので、ガスの供給を停止しないために個別に作動できる整圧器を2基並列に設置した。
⑷ 不純物除去装置は、整圧器の一次側に設置する。
⑸ 整圧器には、二次側の圧力が異常に低下することを防止する安全装置を設けなければならない。
答え5
整圧器には、二次側の圧力が異常に上昇することを防止する安全装置を設けなければならない。
問4 ガスメーターに関する次の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。
イ 簡易ガス用S型マイコンメーターは、30日間連続してガスが流れ続けた場合、遮断する機能を有している。
ロ 使用最高圧力が10kPaを超えるガスメーターは、計量法に定める検定の適用外となる。
ハ 将来の器具の変更等を考慮して、ガス需要量の1.2倍以上の使用最大流量のガスメーターを選定することが望ましい。
二 簡易ガス用S型マイコンメーターは、CO警報器等からの外部信号による連動遮断機能を有している。
ホ 簡易ガス用S型マイコンメーターは、検定有効期間を満了し、警告判定したときから60日を経過したときに遮断する機能を有している。
答え2
イ ×
簡易ガス用S型マイコンメーターは、30日間連続してガスが流れ続けた場合、ガス漏れ警報を表示する機能を有している。
ホ ×
簡易ガス用S型マイコンメーターは、検定有効期間を満了し、警告判定したときから40日を経過したときに遮断する機能を有している。
問5 ガス栓に関する次の記述のうち、「 」の中の(イ)~(ニ)にあてはまる語句の組合せとして最も適切なものはどれか。
ヒューズガス栓は、主に「イ」のガス機器に使用され、接続部の形状はホースエンド型と「ロ」の2種類があり、過流出安全機構が正しく作動するために、ガスの種類や「ハ」に適合したものを選定する。可とう管ガス栓は、「ニ」又は強化ガスホースを介して、ガス機器とねじで接続する。
⑴(イ)移動型 (ロ)ねじ (ハ)接続部の形状 (ニ)金属可とう管
⑵(イ)固定型 (ロ)コンセント型 (ハ)ガス機器の能力 (ニ)フレキ管
⑶(イ)固定型 (ロ)コンセント型 (ハ)接続部の形状 (ニ)フレキ管
⑷(イ)固定型 (ロ)ねじ (ハ)ガス機器の能力 (ニ)金属可とう管
⑸(イ)移動型 (ロ)コンセント型 (ハ)ガス機器の能力 (ニ)金属可とう管
答え5
問6 供給管及び内管の設計と施工に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
⑴ 供給管及び内管の口径は、ガスメーターを除いた配管の圧力損失が150Pa以下になるように選定する。
⑵ 他工事等の損傷防止の観点から標識シートをポリエチレン管上に設置した。
⑶ ポリエチレン管の供給管取出しには、ガスが通っている元管にサドルを融着し、穿孔するコールドタッピングという方法がある。
⑷ 小口径のポリエチレン管は、スクイズオフ工具を用いて、ガスを遮断することができる。
⑸ 既設供内管より取出工事を行う場合は、原則としてガスを遮断して施工する。その際、既設管内のガスパージを十分に行う。
答え3
ポリエチレン管の供給管取出しには、ガスが通っている元管にサドルを融着し、穿孔するホットタッピングという方法がある。
問7 フレキ管に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
⑴ フレキ管は、配管用炭素鋼鋼管(SGP)を圧縮加工により波付けし、ポリエチレンで被覆して製造される。
⑵ コンクリート内及び土中埋設の場合は、さや管内に収納した状態で使用する。
⑶ 可とう性に優れているため耐震性が高い。
⑷ 釘打ちや建築中の踏みつけ等による損傷を受けやすいので、防護措置を施す必要がある。
⑸ フレキ配管の途中にサブヘッダーを設けてガス栓を増設した。
答え1
フレキ管は、ステンレス製。
問8 腐食及び防食に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
⑴ 土壌比抵抗は土壌の電流の通りやすさの指標である。
⑵ 異なる2種の金属が土壌中で電気的に接続されると自然腐食を引き起こす原因の一つとなる。
⑶ コンクリート/土壌マクロセルによる腐食は、コンクリート内の配管に発生する。
⑷ 流電陽極法は、土中に設置した陽極と埋設導管を電線で結び、管の防食を行う方法である。
⑸ ミクロセル腐食の原因の1つとして、土壌中のバクテリアの影響によるものがある。
答え3
コンクリート/土壌マクロセルによる腐食は、埋設部の配管に発生する
問9 導管の維持管理に関する次の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。
イ 本支管の漏えい検査、点検及び修理に関する情報を整理しておき、維持管理に関する計画を策定、実施していくことが効果的である。
ロ 埋設管の他工事対策として、工事周辺の導管調査を行い、必要に応じて試掘を行い埋設位置を確認する。
ハ 供給支障の原因の一つにサンドブラスト現象によるものがある。
ニ ガス漏えいが起こった場合の二次災害防止のため、需要家に対して、ガス事業者の連絡先を周知しておく。
ホ 熱線型半導体式ガス検知器は、高濃度のガス測定に適し、その濃度は0~100vol%の数値で表示される。
答え1
ホ ×
熱線型半導体式ガス検知器は、低濃度のガス検知に適している。