乙種 消費機器 確認テスト

乙種 消費機器 確認テスト

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1. 燃焼時の諸現象及びガスとガス機器の適応に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 可燃性混合ガスは、温度が一定であれば、圧力が上昇すると燃焼範囲は広くなる。

⑵ サーマルNOxの生成量は、燃焼ガス温度の高い、空気比1付近で最大となり、滞留時間が長いほど多く生成する。

⑶ 不完全燃焼の原因には、空気との接触や混合が不十分、排気の排出不良等がある。

⑷ ブンゼン燃焼の炎口負荷には、一定の許容幅があり、炎口負荷の適正値は、燃焼速度の遅いガスでは大きく、速いガスでは小さくなる。

⑸ ガスの燃焼速度指数(MCP)が小さくなり、ガス機器の互換域を外れた場合、リフティングが発生する。

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2. 赤火燃焼式に関する次の記述のうち、(イ)~(ハ)にあてはまる語句の組合せとして最も適切なものはどれか。

⑴(イ)赤 (ロ)長い (ハ)約1300

⑵(イ)赤 (ロ)短い (ハ)約1300

⑶(イ)赤黄 (ロ)長い (ハ)約1300

⑷(イ)赤黄 (ロ)短い (ハ)約900

⑸(イ)赤黄 (ロ)長い (ハ)約900

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3. 家庭用ガス機器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ ガスこんろの熱効率は、省エネ法*に基づくトップランナー基準の導入以降、炎の広がりを抑える、鍋底との距離を近づける等の改良により向上した。

⑵ ガスオーブンは、熱風をファンによって強制的に撹拌しているため、調理時間が早く、一度に多量の調理ができる。

⑶ FF暖房機には、立ち消え安全装置、点火時安全装置、転倒時安全装置等の安全装置が搭載されている。

⑷ ファンヒーターでは、設定温度とセンサーで検知した室温との温度差分を電気量に変換することで比例弁を駆動させ、ガス量に比例して対流ファン風量を制御する。

⑸ 回転ドラム式衣類乾燥機には、接触した衣類の抵抗値を測定して、湿り具合を判断する乾燥センサーが搭載されている。

*省エネ法とは、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」をいう。

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4. 家庭用ガス温水機に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 10号の瞬間湯沸器は、水温20°Cの水を45°Cへ上昇させたお湯を毎分10L出せる能力を有している。

⑵ 自己診断機能には、給気ファンの回転数と電圧値を計測し、給排気通路の閉そく状態を診断する方法がある。

⑶ 給湯負荷に応じて最適な燃焼になるように、ガス量と空気量を制御することを空燃比制御という。

⑷ 浴室暖房乾燥機の主要4機能とは、暖房、乾燥、涼風及び換気である。

⑸ ふろ給湯器の設置方式には、設置フリー形があり、ポンプの揚程により設置位置を選択できる。

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5. 業務用ガス機器、ガス冷暖房及びコージェネレーションシステムに関する次の記述のうち誤っているものはどれか。

⑴ 麺ゆで器の丸釜式には、ダウンドラフト方式により、省エネルギー性を高めたタイプがある。

⑵ ガススチームコンベクションオーブンのバーナーは、ブンゼン燃焼方式とパルス燃焼方式のものがあり、蒸気発生部にはボイラー方式とインジェクション方式がある。

⑶ 吸収冷凍機の吸収冷凍サイクルは、蒸発、吸収、再生及び凝縮の各工程からなり、蒸発工程で作られる冷水を用いて冷房する。

⑷ コージェネレーションシステムの電主熱従運転は、電力の負荷に合わせて発電し、廃熱はできるだけ利用し、もし余れば放熱する方法である。

⑸ 家庭用固体酸化物形燃料電池(SOFC)の発電効率は、家庭用ガスエンジンコージェネレーションシステムの発電効率より高い。

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6. 換気及び給排気方式に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 機械換気の方法には、換気扇等のファンを、給気口に設置する第2種換気や、排気口に設置する第3種換気がある。

⑵ 建築基準法により、火気を使用する台所等には、必ず法令で定められた換気設備を設けなければならない。

⑶ 集合住宅において、パイプシャフトの扉部にはRF式機器が、パイプシャフト内部(壁面)にはFF式機器が設置される。

⑷ CF式機器の一次排気筒は、設置環境に応じて長さを調整する必要がある。

⑸ RF式機器の設置工事は、ガス消費機器設置工事監督者の監督下で施工する必要はない。

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7. ガス機器の制御装置及び安全装置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 温水機器の空だき防止装置には、バイメタル式とサーミスター式がある。

⑵ 温度制御に用いられるサーミスターは、金属の酸化物を2種類以上混合、焼結したもので、負の温度特性を持ちその値は等比的に変化する。

⑶ 立ち消え安全装置には、熱起電力を利用して炎の検知を行う熱電対式と、炎の導電性と整流性を利用して炎の検知を行うフレームロッド式がある。

⑷ 過熱防止装置として利用される温度ヒューズは、取り付け部分の家囲気温度が異常に高くなった場合に回路を遮断し、再起動するには交換しなければならない。

⑸ ガス量を制御する方式には、段階的にガス量を制御する多段式と、連続的にガス量を制御する比例制御式がある。

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8. 警報器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ ガス警報器は、メタン濃度が0.2~0.5%程度で鳴り始めるよう調整されているものが多い。

⑵ 電池式ガス警報器には、火災警報機能や不完全燃焼警報機能を搭載したものがある。

⑶ 半導体式ガス警報器は、センサーに可燃性ガスが触れるとその表面に化学吸着して、半導体の電気伝導度が低下する性質を利用してガスを検知する。

⑷ 業務用換気警報器に用いられる電気化学式センサーの構造及び原理は、ほぼ燃料電池と同様である。

⑸ 業務用換気警報器は、ガス機器から水平距離は50cm以上8m以内で、ガス機器が設置してある部屋と同一の室内に設置しなければならない。

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9. ガス機器とガス栓との接続に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

⑴ 常設形ガス機器のガス栓は、ガスコンセントやオンオフヒューズガス栓を用いる。

⑵ 常設形業務用厨房機器とガス栓との接続には、金属可とう管が使用されている。

⑶ ゴム管用ソケットは、ガスソフトコードに取り付けて使用し、コンセント口のガス栓又はガス栓用プラグと接続する迅速継手である。

⑷ ガスコンセントでは、迅速継手が不完全に接続された場合でも、ガスは流れず漏れない。

⑸ ガスコードは、銅線で補強されたゴム製ホースの両端に迅速継手がついた定尺の接続具で、ガスコンセントとファンヒーター等との接続に用いられる。

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